こんにちは!セブ留学アカデミーの渋谷です。
近年、マルタ留学は欧米留学における格安留学先として人気を集めています。
実は当社でもマルタ留学を取り扱っていますので、マルタ留学をご検討されるお客様も少なくありません。

マルタのきれいな街並みと海に囲まれ英語留学ができる!しかも費用を抑え、格安で!
という魅力に惹かれ人気の留学先の一つとなっています。
マルタ留学について知らないという方は是非、マルタ留学の魅力に関する記事をご覧ください!

◆【マルタ留学】人気上昇中!マルタ留学の魅力とは?◆

魅力いっぱいのマルタ留学ですが、新しい留学先なだけにデメリットも・・・
その原因はマルタ留学経験のある留学カウンセラーは少ないことにあります。
留学はおろか、マルタに行ったこともないカウンセラーの場合は
現地情報も少なく、イメージと現実に大きなギャップが生まれてしまいます。
留学生からは”こんなの聞いてなかった”という声を多く聞いたのを覚えています。

そこで今回は、フィリピン留学だけでなくマルタ留学経験のある僕から
マルタの事前に知っておきたい実情をお伝えしようと思います!

 

マルタ留学の現状

リゾート感が強いマルタはプラスのイメージばかりが先行しがちですが、実際はイメージとは違う現実もあり、留学先としてのデメリットもあります。
もちろんそのようなマイナス部分はカウンセラーはあまり言いたがりませんので、お客様側はどうしても情報不足になってしまいます。

情報不足による漠然としたイメージや先入観だけで行ってしまうと”こんなはずじゃなかったのに…”ということになりかねませんので、今回は特に現地の留学生たちが感じていた生の声をもとに、マルタ留学のデメリットの部分をご紹介します!

マルタ留学のデメリットを知ることは現地でのギャップに無駄なショックを受けるのを避けるだけでなく、その対策にも役立ちますのでこの機会に理解を深めましょう!

 

デメリット①:英語よりマルタ語がメインの言語環境


マルタ留学時に周りの留学生が知らなかった事実として多かったことの一つが言語の問題です。

フィリピンでフィリピン語と英語が公用語なのと同じように、英語が公用語であるマルタにも母国語が存在します。
マルタもフィリピン同様、街では基本的に母国語のマルタ語が使われることがほとんどです。

もちろんどちらの国でも英語は十分通じますが、フィリピン留学と大きく違う点は生活拠点となる場所です。
フィリピン留学の場合は学校内が主な生活の場になるので、聞こえてくるのは英語か学生が話す母国語がほとんどです。

しかし、マルタ留学はホームステイが一般的なので学校外で過ごす時間が圧倒的に多くなります。
そうすると聞こえてくるのは英語よりもマルタ語の方が多くなります。

さらに、フィリピン=英語のイメージも強くないため外でフィリピン語が聞こえようと学生は想定内なので誰も何も文句は言いません。

しかし、私たち日本人は知らないうちにヨーロッパの人達も英語を話せると思いがちで、マルタに母国語がありそれらをメインで使っているということを想定できていません。

さらに言えば、マルタ留学は欧米留学と同じでグループレッスンが基本です。
なので、フィリピン留学やその他英語圏の国に比べると英語を聞いたり話したりする機会がかなり減ってしまうのでイメージとのギャップに落胆する生徒も多いのが現状です。

まずはマルタ語がメインの国であるということはしっかり理解しておきましょう!
留学中はホームステイ先の人に家族間の会話もなるべく英語でしてもらうようお願いしたり、
積極的に外出先で街の人に話しかけるなどして英語を使う機会を増やしていくことが大事ですね!

 

デメリット②:英語の訛りが難しい

マルタ人の話す英語はイギリス英語がベースでイタリア語訛りです。
その為、アメリカ英語と言い回しや発音、イントネーションが全く違いますので日本人には少し難しい訛りかもしれません。

しかしイギリス英語のほうが世界シェアは大きく、ほとんどの国はイギリス英語をベースとした英語を話します。
慣れるまでは大変ですが、良い機会だと思って前向きに取り組みましょう!

 

デメリット③:劣悪な交通事情

マルタは白い建物で統一され、美しい街並みが印象的な国ですが、
実は坂道がとても多く電車が作れないため車社会の国なんです。
また人口の急激な増加により、道にはものすごい量の車が毎日走っています。

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なにより問題なのは、車の量ではなくマルタ人の運転の荒さです
荒い運転なのにマルタの道は狭く、歩道がない場所もあります。

信号や横断歩道も少ないので、どうしても車道を横切らないといけない時がありますが、
車には十分に気を付けてください。

 

デメリット④:誘惑の多い環境

マルタは観光業が盛んなので、どこへいってもリゾート感が漂っています。

マルタ人ものんびりした方が多いので、週末は家にいるよりビーチで日光浴をしている人が多く、なんだか勉強に身が入らないという学生も多いようです。

僕は休日も家で勉強しようとしていたらホームステイ先の家族に
「なんで外に出ないんだ?もったいないから外出しておいで!」と家を出されてしまったこともありました(笑)

それほどまでにのんびりとした空気が流れているのはマルタの良いところでもあり、
留学生にとっては誘惑が多く欠点となるところでもありますね。

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Image_e2f0334マルタのビーチは砂浜ビーチはほとんどなく、ロックビーチと言ってこのように陸部分が岩になっている場所が多いのが特徴的

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さらに栄えている街の中心部はクラブやレストランが多く立ち並び、夜はパーティー三昧の人も…

ヨーロッパから近く、リゾート感の強い国なので、休暇を取りバケーション感覚で語学学校に来る人も珍しくありません。

学校やマルタでもイベントが頻繁に開催されるので、観光地としては楽しいところですが、勉強に集中するのは少しつらいかもしれませんね…

海外で楽しい思い出も作りつつ英語の勉強もしたいという方はいいかもしれませんが、
真剣に留学したい!という方は、やはりアカデミックな都市選びをしましょう!

 

デメリット⑤:日本人比率の高さとグループクラス

気になるマルタの日本人比率ですが、最近人気な国なので日本人を目にすることが多かったです。
と同時に、マルタはEU加盟国でもあるのでヨーロッパからの留学生も多くいるのが特徴的です。

ヨーロッパ人が多いという点はメリットにもなりますが、1点盲点になっていることがあります。
それはクラスの二極化です。

ヨーロッパからの留学生は母国語が英語と似ていることもあり、英語力の高い学生が多く、日本人と大きな差があります。
そうすると、アジア圏以外の生徒が多く学校内にいたとしても
日本人が下のクラスに固まり、ヨーロッパ人が上のクラスに固まる二極化現象が起こってしまいます。

これはマルタだけでなく欧米留学全体で言えることですので、
欧米留学前に出来るだけ英語力を上げていくことをお勧めします!

 

欧米留学における英語力の重要さ


欧米留学ではグループ授業が主体となる為、一定以上の英語力がなければ発言できず時間だけが過ぎ去ってしまいます。

そのため、欧米留学前に一定以上の英語力が重要になってくるわけですが、
単に英語力といってもリスニング、リーディングだけでなく、ライティング、スピーキングも
一定以上なければ上のクラスに入ることは難しくなります。

そのため、文法の強い日本人でも会話力がなければ下に落とされてしまい、
欧米留学したのにわかりきった簡単な文法を教わるだけという事態になりかねません。
さらに先ほどの二極化現象が強く出るマルタでは
せっかく欧米留学したのにクラスには日本人だらけということにも・・・

そうなると欧米諸国からの留学生が多く集まるマルタに行ってもほとんど意味はありませんよね。

なのでスピーキングやライティング力も含め事前に英語力を上げていくことが
マルタ留学含め、欧米留学を充実させるためにはとても重要になってきます。

2か国留学が流行っているのも目的はここです!
安く、勉強時間を多く確保することで語学力向上に最大限の効果を発揮するフィリピン留学をすることで
その後の欧米留学を充実したものとする留学スタイルが2か国留学です。

僕はフィリピン留学、アメリカ留学、マルタ留学と3か国留学をしましたが
フィリピンでの経験がアメリカ、マルタ留学をより良いものにしたという実感があります。
またある程度話せるようになったことで欧米留学先でも英語力を伸ばし続けることが出来ました!

 

まとめ

今回はマルタ留学前に知っておいてもらいたい実情を、マルタ留学のデメリットとしてまとめましたが
学校自体のレベルは高く、遊び感覚と言えどどの学生も勉強は真剣にしているので英語力がある方には楽しい留学先だと思います!
また今回お伝えしたようなデメリットに納得し、対策を立てておけば十分充実した留学を実現できます!

留学先の国選びは好みだけで選ぶのではなく、
留学の目的、どんな留学生活を送りたいのかによって選択することで
より自分に合った留学や充実した留学とすることが出来ます。

セブ留学アカデミーではフィリピン留学の他に欧米留学も取り扱っておりますので
留学の目的が漠然としている方や国選び、学校選びが分からないという方へも
無料留学説明会やカウンセリングで丁寧に説明し、
お客様に合った留学プランをご提案しておりますのでお気軽にご相談くださいませ。