こんにちは!セブ留学アカデミーのハヤカワです。
今回はフィリピン留学でも人気のビジネス英語コースについて。
日々カウンセリングをしておりますと、大学生の方からこんな質問を受けます。
「将来のキャリアアップのためにビジネスコースをとりたいのですが、どう思いますか?」
今回はこのことについて考えてみたいと思います。
フィリピン留学におけるビジネス英語コースとは?
実は私自身もフィリピンに半年間留学している中で2か月だけ、ビジネス英語コースを受講していました。始めはどんな勉強をするのか分からずとりあえず申し込みましたが、授業を受ける中で気づいたことがありました。それは、
「あくまで英語の勉強であってビジネスの勉強ではない」
ということです。
多分、一部の人はここを誤解していると思います。フィリピン留学でのビジネスコースというのはビジネスについてはほとんど勉強しません。日頃ビジネスマンが職場で行う会話のやりとりを英語にするだけです。
もちろん英語でメールや社内文書を書いたり、交渉やディスカッションをしたり、履歴書の添削や面接の練習もします。でもこれらはあくまで日本で普段やっているようなことですよね。
例えばアメリカでMBAを取る人が「英語でビジネスの勉強をしている」とすれば、フィリピン留学の生徒は「普段ビジネスシーンで行うコミュニケーションを英語で学ぶ」というわけです。
学生がビジネスコースを受講することについて
結論からすると、学生さんがビジネスコースを受講することはおススメしません。
理由は、普段ビジネスシーンに身を置いていないからです。
そもそもビジネス用語を使うことが日常生活においてほとんどないため、英語で学んでも実践の場がありません。仮に就職先で英語を使うことになるとしても、わざわざ学生時代に勉強するほどのものではありません。
海外で就職したいという方であれば、履歴書の書き方や面接対策くらいはしても良いと思いますが。
もしビジネス用語を学びたいのであれば、まずはTOEICで十分です。
TOEIC用の単語帳を勉強するだけでそこそこのビジネスボキャブラリはカバーできます。英語を学ぶ目的は「自分が言いたいことを英語でアウトプットするため」であって、そもそもビジネスに関してのインプットが無い学生さんがビジネス英語を学んでも収穫は少ないように思います。
したがって手順としては、ビジネスを学ぶ→ビジネス英語を学ぶでなくてはいけません。
海外で働いていた人たちに言わせると、ビジネス英語というのは例えば仕事を辞めたいと言う部下をどうやって説得するかや、毎日寝坊してくる社員をどうやって叱責するか、を学ぶ方が実践的であると言います。
そういうやり取りを職場で行う必要性がある人がビジネスコースを受講すればよいのです。
というわけで、大学生の皆さんはやみくもにビジネスコースを受講するのは止めて、まずは日常会話から学ぶことを強くおススメします!
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