こんにちは!セブ留学アカデミーの早川です。
当社では「高校を卒業してからフィリピン留学でIELTSを勉強してからマレーシアの大学へ進学します」というお客様が大勢います。
かつては日本人の海外大学進学といえば欧米諸国が主流でしたが、近年はアジアに目を向けている若者が多いようです。
今回はそんなマレーシアの大学留学のメリットについて紹介したいと思います!

メリット①英語が堪能な国

マレーシアは15世紀の大航海時代以前から東洋と西洋を結ぶ「海のシルクロード」における重要な拠点でした。
その後イギリスの植民地となり、現在は様々な民族が共存するこの国では英語が重要な言語となっています。※公用語はマレー語
せっかく外国で学ぶのであれば英語は身につけておきたいところ。
英語力が伸ばせることを理由に留学する日本人が増えているのです。

国立大学ではマレー語での授業がメインとなりますが、様々な国や民族の生徒が集まる私立大学では授業が英語で行われます。
ただし入学条件として一定の英語力が求められ、IELTSのスコア(5.0~6.0程度)が必要となります。
スコアを取るために現地の大学附属の語学学校に通うことも出来ますが、当社としてはマンツーマンで安く学べるフィリピン留学であらかじめ取得されることを強くオススメします。

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メリット②様々な民族が集まるユニークさ

マレーシアはアジア有数の多民族国家です。
マレー系(約67%)、中国系(約25%)、インド系(約7%)が大多数を占めるだけでなく、韓国や日本の留学生や欧米からのビジネスパーソンらが集まっています。
大学のキャンパス内ではありとあらゆる国からの留学生が交流。
それぞれ文化背景が異なる民族が共存する社会というのは日本人にとってはなかなか馴染みがないかもしれません。
マレー語と中国語と英語が話せる若者も沢山いるため、「これからの時代は英語と中国語だ!」と考える人にはまさに最適な国といえます。

メリット③日本や欧米の大学よりも安く学ぶことができる

マレーシアの大学進学のメリットとして大きなものが「費用の安さ」です。
日本の大学の授業料が年間約100万円前後であるのに対してマレーシアの私立大学では約50~80万円程度。
それとは別に生活費がかかりますが、現地の物価は日本よりも安いため、トータルコストで考えれば「日本の私立大学に実家から通う程度」の費用でマレーシア都心部の大学に下宿しながら留学が可能です。

さらに嬉しいのがマレーシアの大学は3年制度であるということ。
日本やその他の国のように4年間通う必要がないため、ここでもコストの差が出るのです。

また学べる内容はビジネスやIT、ホスピタリティ、観光、アートなど多岐にわたります。
あなたが学びたいコースがマレーシアにもきっとあるはずです。

メリット④欧米の大学との提携が盛んに行われている

オーストラリアMonash Universityのマレーシアキャンパス (Monash UniversityのHPより)

興味深いことに、マレーシアにはオーストラリアやイギリスの大学がキャンパスを構えています。
ツイニングプログラムというプログラムであれば、マレーシアの大学にいながら(マレーシア水準の授業料で)、他国の大学プログラムを受講することができるのです。
しかもそれだけでなく3年間のうち最初の2年間だけマレーシアで学び、最後の1年間はオーストラリアに行って学ぶ2+11+20+3などの交換留学が可能なのです。
もちろん卒業後はオーストラリアの大学卒業資格が取得可能。

中には世界屈指の有名大学もあり、例えばマレーシアにキャンパスを構えるオーストラリア・メルボルンのモナッシュ大学(Monash University)はオーストラリアのトップ大学群Go8(Group of Eight)にも含まれ、世界大学ランキングではトップ100の常連です。

その他にもデュアルディグリープログラムを利用すれば、卒業時にマレーシアの大学と外国の大学の両校の卒業資格を得ることも出来ます。
卒業後はさらに世界へ羽ばたくことも夢ではありませんね。

メリット⑤治安が良く親日国でもある

10代のうちから海外留学をする場合に心配になるのが現地の治安。
マレーシアは首都クアラルンプールの一部地域を除けば非常に治安が良いとされており、13年連続で「ロングステイで住みたい国第一位」に選ばれています。(一般社団法人ロングステイ財団「ロングステイ希望国・地域2018」より)
ペナン島やランカウイ島はリゾート地としても人気で、世界遺産のマラッカなど旅行先としての見どころも沢山あります。

マハティール首相と安倍首相(https://diamond.jp/articles/-/172664)

また2020年3月まで首相を務めたマハティール氏は、1981年から「ルック・イーストポリシー」を提唱しており、マレーシアが近代国家として成長するためには欧米諸国ではなく日本の経済成長を手本にするべきだと考え、実際に数々の施策を行いました。
しかも自身の娘や息子は日本の大学に留学させたほどなのです。
そのためマレーシアは親日国とも言われており、元々多民族国家であることも相まって日本人が人種差別を受けることはほとんどありません。

まとめ

以上が日本人がマレーシアの大学へ進学する5つのメリットです。
私も何度か訪問している国ですが、行く度に発展している印象があるマレーシア。
「将来海外で活躍したい」「日本で中途半端に大学生活を送るなんて嫌だ」と考える10代の若者にとってはぜひ検討してほしい留学プランだと思います。
マレーシア進学前に英語力を磨きたい方はぜひセブ留学アカデミーまでお問合せ下さい!