海外留学から帰国してから就職活動、転職活動を行う方は沢山いますよね。
今回は「帰国してから絶対にするべきこと」について書いていきたいと思います。
簡潔に言えば絶対にするべきことは留学の振り返り、ということになるのですが、さらに踏み込んで言いますと「留学体験の言語化」をしていただきたいのです。
前回書いた「海外留学経験を就職活動に活かす!取り組むべき3つのこと」の記事の中でも言語化の重要性を伝えていますが、今回はその掘り下げをしていきます。
海外留学体験の言語化とは
自ら望んで行った留学であれば、きっと現地での生活は楽しくて毎日充実していたことでしょう。
初めての場所に行き、友達も沢山出来て、新たな発見もあることでしょう。
もしもあなたが帰国後に就職活動をするのであれば、それらの体験や発見、学びを詳細にまとめてほしいのです。
出来れば文章でまとめることをオススメします。
口頭でまとめたとしても、いざ周りの人や面接官に話そうとしてみると上手くできないものです。
留学のことを自分なりにじっくり思い出しながら書いていくのがベストです。
感想をまとめるだけではダメ
言語化といってもただ感想を書けばよいわけではありません。
よくある例としては現地で知ったことや発見したことをそのまま伝えること。
「フィリピンは物価が安く、同じアジアでもここまで違うのかと思いました」
「オーストラリアでは人間よりもカンガルーの方が多いと知って驚きました」など。
実は当社でもスタッフ募集をする時は応募者の大半が留学経験者です。
しかし採用面接の時に「留学してみていかがでしたか?」と質問をしても、その答えの大半が「楽しかったです」「また行きたいです」という味気ない感想ばかり。
「これでは旅行に行った時の感想と変わらないな…」と、聞いているこちらも評価できかねてしまいます。
あなたの話を聞きたい人は、「留学を通じてどんな収穫があったのか」「留学の前と後ではどう変わったのか」を知りたいのです。
そこで次のポイントでノートにまとめてみましょう。
留学体験をまとめる時のポイント
- 留学前の自分について
- なぜ留学することを決めたのか、留学に何を期待したのか
- 現地ではどのように過ごしていたのか
- 留学で得た気づきや発見は?
- 留学をする前と後で何がどう変わったのか(留学の成果は)?
これらのポイントを抑えておくとある程度まとめるのではないかと思います。
「留学に行く前の自分は内気な性格だったが留学に行ってから積極的になった」「留学前はTOEIC400点だったけれど語学学校で1日10時間勉強したら帰国後に850点取れた」「フィリピン留学中にボランティア活動をしたことで、国際協力に分野に興味を持った」など。
繰り返しますが、ただの海外旅行の感想と同じにならないよう注意してくださいね。
そしてもしこの記事を読んでいる方の中でこれから海外留学へ行く方は、上記のポイントを意識しながら留学生活を過ごして下さい。
毎日ただ何となく留学生活を送るだけでは得られるはずの成果も得られません。
まとめ
せっかく留学をしたのだから、就職活動の時は何かしらその経験もアピールしたいですよね!
あなたの留学体験を有効活用するためにもぜひ「留学体験の言語化」を心がけましょう。
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