セブ留学アカデミーの早川です。
当社では毎日フィリピン留学やセブ島留学のお問合せをいただいておりますが、カウンセリングをしていてよくいただく質問が、
「なるべく日本人の少ない学校がいいです。その方が英語も伸びますよね?」というもの。

「日本人比率が低い学校=英語力が上がる」は間違いです!

フィリピン留学の場合、日本人が少ない学校(主に韓国人経営の学校)というのは日本人比率は約30%前後。
日本人の他には韓国人や台湾人、ベトナム人、中国人、タイ人、ロシア人、サウジアラビア人などが留学をしています。
もちろん彼らとのコミュニケーションは英語を使って行われます。
しかしだからといって英語力がUPするとは必ずしも言えないのです。

外国人の多い学校だからといって英語力が伸びるとは限らない

外国人比率が高い学校の場合、日常的にバッチメイトやルームメイト達と英語を話す時間が長いということは間違いありません。
しかし彼らも同じ「英語初心者で、これから英語を上達させようとしている人たち」です。
韓国人経営の語学学校に半年間留学していた私にも経験がありますが、留学生同士の会話の英語レベルというのはかなり低いです

しかも自分の英語力が上がっていくにつれ、他の英語初心者達は私の英語を理解できなくなってきました。
※発音が悪かったりクセがあったわけではありません。フィリピン人講師とはスムーズにコミュニケーションがとれていたので。

そもそも自分の身に置き換えて想像してみて下さい。
例えば韓国人や台湾人の生徒がアナタと英語を話すと英語力がUPするのでしょうか?
「そんな期待をされても困る!」というのが本音ですよね(笑)

確かにフィリピン留学は英語力が飛躍的に上がります。
しかしそれは外国人留学生とのコミュニケーションを通じてではなく、あくまでもフィリピン人講師とのマンツーマンレッスンと、日々の自主学習によるものです。

セブ留学アカデミーのカウンセリングで常にお伝えしていることですが、
「外国人比率の高い学校に行くメリットは、外国人の友達ができやすい」とだけ考えていただければ良いと思います。

日本人経営の学校=日本語ばかり話すから英語が伸びないというのもウソ


「日本人が多いと日本語ばかり話してしまうので英語力向上の妨げになるのでは?」という質問もよく受けます。
もちろんいつも日本語ばかり話して、「自分は語学留学に来ているんだ!」という自覚が無くなるのは問題です。

しかし誤解しないでいただきたいのは、日系学校であっても毎日授業が平均7~8コマ行われており、フィリピン留学の場合その授業の半分以上がマンツーマンレッスンです。
対して日本人留学生が他の留学生と会話をする時間というのはせいぜい放課後の数時間。
もちろん日本人経営校であっても授業中に日本語を話すことはご法度です

つまり何が言いたいかといえば、
たかが1日数時間日本人と日本語でコミュニケーションをとったからといって英語力が下がることはないということです。

日本人経営の学校は食事が日本食中心であることや、お部屋がきれいな学校が多いこと、日本人向けの学習教材が充実していることがメリットに挙げられます。
快適な生活環境で留学生活を送ることがストレス軽減に繋がり、その分英語学習のモチベーションが上がる可能性もありますね。

まとめ

本記事では「外国人留学生と毎日英語を話せば英語が伸びる」「日本人が多いと日本語ばかり話すので英語が伸びない」ということが大きな誤解であることを説明させていただきました。
結局のところ周りの留学生が日本人か外国人か、を気にするよりも自分にあった生活環境、学習環境、そしてカリキュラムで学校選びをした方が良いですね。
セブ留学アカデミーではお客様の細かな要望をヒアリングさえていただいた上で、最適な学校をオススメしております。
提携学校はフィリピン全土に60校以上!
皆様からのお問合せをお待ちしております!