こんにちは!セブ留学アカデミーの早川です。
既にご存知の方も多いと思いますが、2020年度より大学入試制度の改革が提唱されており、とりわけ英語については大きな変化がもたらされます。
入試改革とは?
具体的には以下の2点です。
①2技能から4技能評価の試験に
これまでの2技能(リーディング・リスニング)偏重だった入試問題を、4技能(リーディング・リスニング・スピーキング・ライティング)を均等に見極めようとする取り組みです。
これまで何十年にもわたって日本の中高生の英語教育がなされてきましたが、読む、聞くといった力を重視した指導をした結果、肝心の話す力がないがしろにされてきました。
今回の改革はまさにこの部分を是正し、言語能力に本来求められる4つの技能(読む、聞く、話す、書く)をバランスよく評価しようという動きです。
②民間の検定試験(英検、TEAP、TOEFL、IELTSなど)の活用
①で紹介した4技能を判定するために、大学入試センターが2020年度から実施予定の「大学入学共通テスト」や国立・私立含めた各大学の入試でも民間の検定試験を導入する予定です。
(詳しくはこちらのページより)
具体的には英検、TEAP、TOEFL、IELTSなどの試験で得たスコアを入試の際に提出して、受験生の英語の点数を決めるというものです。
※2019年7月にTOEICは共通テストから撤退することを発表
ただし民間の検定試験の受験については何度でも受験して最も良いスコアを提出するのではなく、高校3年生の4月から12月までに2回まで受験することができ、2回のうちスコアの良かった方の試験結果を提出することが可能ということです。
しかし、スコアを提出できる高校3年生になる前に、英検やTEAP、TOEFL、IELTSを何度も受験することでテストに慣れようとする中高生が出てくることは容易に想像ができます。
これに伴って中学生、高校生の早いうちからフィリピン留学を利用してスピーキングとライティング対策をしようとする動きがすでに広がりつつあります!
中学生や高校生はどうやってフィリピン留学をするのが良いか?
最近では夏休みや春休みを利用した中学生、高校生のフィリピン留学も増えてきています。
フィリピンでは原則15歳以上であれば1人で飛行機に乗って渡航することができます。15歳未満の場合は単独渡航が禁止されており、保護者と一緒に行くか、あるいはWEG申請というものを大使館で行うことで大人が同伴することを条件に渡航が認められます。
そのため15歳になっていない中学3年生以下の子どもは保護者と親子留学をするか、WEG申請をして語学学校が主催するジュニアキャンプなどに参加する手もあります。
ジュニアキャンプや高校生向けキャンプなどを活用すれば、日本の空港から同年代の友達と一緒にフィリピンへ行くことができます。
※2019年夏のジュニアキャンプ、高校生キャンプ実施学校についてはこちら
尚、語学学校によってはたとえ15歳以上であっても単独での留学を認めない所もありますので注意が必要です。
どの学校であれば15歳以上で1人で留学ができるかは当社までお問合せ下さい。
日常会話コースや英検、TEAP、TOEFL、IELTSコースで学ぶことができる
さてその4技能の英語力UPについてですが、フィリピンではさまざまな学習スタイルが実現できます。
基本的にマンツーマン授業が1日の半分以上となるため、英語が苦手な方でも得意な方でもレベルにあったレッスンが受講できます。
英語に対して苦手意識を持っている人でもマンツーマン授業なら周りの目を気にすることなく自分の勉強に集中できます。
中学生はまだ英語の基礎が完璧ではないため、日常会話コースが良いでしょう。
高校生におススメのコースは以下の通り。
・日常会話(ESL)コース
・TEAPコース
・TOEFLコース
・IELTS(アカデミックモジュール)コース
・英検コース
試験対策コースで学ぶ場合、大学入試のことを考えれば自分が最も勉強しやすいテストを選ぶのが良いですが、大学に進学してからのことも考えると個人的には英検かIELTS(アカデミックモジュール)が最もおススメです。
しかし残念ながら英検についてはあくまでも日本国内の試験であるため、フィリピンの学校で英検コースを持つ学校はかなり限られてしまいます。
IELTSアカデミックモジュールはイギリスで開発された4技能試験で、世界中の大学が入学基準としてIELTSのスコアを採用しています。
日本ではTOEICが最も認知度が高いですが、テストに出てくる単語やシチュエーションがかなりビジネス寄りなので、高校生にはほとんど馴染みの無いビジネスミーティングや役員会議のシーン、海外出張などが登場するので個人的には高校生が学ぶ内容ではないと思います。
TOEFLはTOEICよりも幅広い予備知識を必要とする上、全体的に他のテストよりも難しいと見られています。限られた期間で受験対策をすることを考えるとあまりおススメできません。
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当社セブ留学アカデミーではフィリピン長期留学経験者がカウンセラーを務めており、2017年2月からの1年間で計8回のフィリピン視察を実施。業界トップクラスの情報量を誇り、実際に私たちが見てきた学校のみをおススメしております。
中高生の留学の場合は学校情報だけでなく学校周辺の治安状況なども大切な情報です。
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