今回はフィリピン国内に3つのキャンパスを運営する語学学校HELPのマーティンス校、ロンロン校を訪問しました。
フィリピン留学が実はバギオから始まっているというのは意外と知られていないですが、韓国系スパルタ校のHELPは現在バギオにある語学学校の中でも最も古く、設立は1996年。卒業生はのべ5万人以上とのこと!
セブ島を中心に日系の語学学校がフィリピンに進出してきたのは2010年代以降ですから、その歴史の差は15年以上になるわけです。今では非常に競争の激しい留学業界。生き残るだけでも難しいと言われています。
そんな人気名門校HELPの魅力を、学校取材を通じて知りえた情報をもとに徹底的にご紹介したいと思います!
HELPの学習カリキュラムについて
HELPではまずレベル別にキャンパスが分かれています。学校内でのレベルが1~9まで段階があり、レベル1から5まではロンロン校、レベル6から9の生徒がマーティンス校で学ぶことになっています。
クラークキャンパスは1~9までの全レベルの生徒を対象にしていますが、上級者の生徒の中にはマーティンス校に移ってハイレベルな生徒たちと一緒に学ぶこともあるそうです。
HELPはバギオで最も厳しいスパルタ校
バギオの語学学校はスパルタ校が多いのですが、最も歴史の長いHELPはその中でも「最も厳しいスパルタ校」と言われています。
EOP(English Only Policy※英語以外の使用禁止)が徹底されており、特にマーティンス校では学校内だけでなく寮の中でも母国語の使用は禁止されています(ロンロン校、クラーク校は18時以降は使用OK)。
またペナルティの規定についても他校より厳しく、EOPの違反や外出規定、授業の不参加などについても細かく罰点が決められています。
スパルタ校なので基本的に外出は禁止。
ロンロン校は学校敷地外へは出られず、マーティンス校は学校があるBrentwood Village(ブレントウッドヴィレッジ)内であれば外出可能。ちなみにヴィレッジ内にはレストランが数軒とコンビニがあるので、それほどストレスにはならないと思います。
コースについて
続いてはロンロン校とマーティンス校の授業コースについて。
ロンロン校
ロンロン校は初心者向けキャンパスという事もあり、ESL(日常会話)コースが中心となります。
ESLコースにはESL-4、ESL-5、ESL-6、ESL-8があり、それぞれマンツーマンが4コマ、5コマ、6コマ、8コマとなります。もちろんグループレッスンもありますが、初心者向けという事もあり選択授業も含めて2コマしかありません。
TOEICやTOEFL、IELTSの勉強も出来ます。ある程度高得点を目指せるレベルになったらマーティンス校へ転校することをおススメします。
マーティンス校
マーティンス校もロンロン校と同じく各種ESLコースが用意されていますが、上級者向けという事もあり、むしろ試験対策コースを受講される生徒さんが多いようです。入学の際は事前にSkypeでのインタビューを行い、入学レベルの基準を満たしていることが確認出来てから留学可能となります。
TOEIC、TOEFL、IELTS全てに対応しており、とくにIELTSは学校が公式試験場となっていることもあり、講師陣にもエキスパートが揃っています。
また基本的に授業では所定のテキストというものは用意しておらず、生徒個々人のレベルに合わせて講師が教材を用意するそうです。
学校施設について
ロンロン校
ロンロン校は300名規模の学校なのでキャンパスが非常に大きく、中には大学まで併設されています。
人里離れた山の中にあり、バギオの中心街からは30分以上離れています。勉強に集中できる環境ですが、学校内の施設は充実しているためそれほどストレスにはなりません。
日本人比率は5%程度しかないため、英語漬けの環境と言えます!
続いてはお部屋を見ていきましょう。
ロンロン校には1人部屋、2人部屋、3人部屋、4人部屋があります。
マーティンス校
マーティンス校の人数は150名程度で日本人比率20%程度。
キャンパス自体は小さく、平日の外出は不可ですが、前述の通りヴィレッジ内であれば毎日外出できます。
まとめ
というわけでバギオの名門スパルタ校HELPを紹介させていただきました。
この学校のウリは何といっても勉強に集中できる厳しい学習環境。施設面や学校内での自由度を求める場合は少し対象外だと思いますが、3ヶ月以上しっかり勉強したい方にはおススメです!レベルに応じてキャンパスを変えていけばマンネリ化も防げますね!0
クラーク校については改めて紹介させていただきます!