今回はバギオのCNS2校を訪問しました。CNS2はフィリピン留学でも珍しいIELTS専門のスパルタ校です。
生徒数50名程度と比較的少人数で運営されていますが、大半の生徒がIELTSを学んでいます。
IELTSについては詳しく書いた記事がありますのでチェックしてみてください。
というわけでCNS2の学校の特徴をご紹介したいと思います!
CNSの特徴① とにかく生徒も学校もみんなIELTSである!
繰り返しますがCNS2ではほとんどの生徒がIELTSコースを受講します。そのためただ漠然と英語力を上げたいという生徒はおらず、「海外の大学に進学したい」とか「オーストラリアに移住するためのビザが欲しい」など明確な目標を持って勉強する留学生がほとんど。
しかも講師陣はIELTS指導のエキスパートが揃っており、IELTS専門校なのでいわば「IELTSが教えられなければ仕事にならない」というわけです。
というわけで私も授業を受けてみました。というか突然スピーキングテストを受けることに(笑)
あまりにも久しぶり過ぎて緊張してしまいました。
CNS2では独自に採点用のチェックシートを持っているらしく、講師のJoannne先生が言うには一般的なチェックシートでは採点は出来ても生徒へ適格なフィードバックが出来ないとのこと。
発音や私の会話の時のクセ、話の組み立て方に色々と指摘をいただき、採点してもらいました。点数は私が公式試験を受けた時と同じスコアだったので、とても正確だと思います。
1時間のレッスンでもヘトヘトになってしまいましたが、これを毎日受講する生徒さんのスコアが伸びるのも納得です。
通常のスピーキングクラスでは実際に動画を撮影してチェックすることもあるそうです!
では具体的に学校のIELTSのスコアアップのための取り組みを見ていきましょう。
模擬試験を毎週実施
CNS2ではIELTSの模擬試験を毎週実施。TOEICなどに比べてIELTSの試験時間は非常に長いため(リスニング、リーディング、ライティングで計140分に加えスピーキング11~14分)、ほとんどの学校では模擬試験を1か月に1回とか2週間に1回しか行いません。
私も経験者なので分かりますが、IELTSは長丁場なので試験慣れしておく必要があります。
日本だと受験料が25,380円もしてしまう値段の高~い試験なので、ある意味月に4回も受けられるなんて10万円近くオトクともいえますね(笑)
モーニングテストが基礎力を高める
IELTSコースでは毎朝テストがあります。
Pre-IELTSコースでは単語テスト、IELTSコースではリスニングテストを受けます。
上の写真を見てください。皆さん朝から険しい表情ですよね(笑)
スパルタ形式で学習に集中!
CNS2はスパルタ校なので平日は食後から自習開始時間までしか外出が出来ません。
毎日19:50から22:20までの2時間半は自習室で勉強しなくてはいけません。自習室では生徒1人1人に席が割り当てられており、留学期間中ずっと自分の学習スペースを確保できるのが嬉しいですね!
CNS2の特徴その②周辺アクセスが良い
スパルタ校なのであまりアクティブに外出は出来ませんが、実はCNS2は市内中心部へのアクセスが非常に良いです。隣にスーパーもあり、徒歩圏内に食事が出来るお店が沢山あります。
歩いて数分の場所にパブリックマーケットもあります。
※夜間の一人歩きだけはくれぐれも注意しましょう!女性の場合は避けた方がいいですね。
施設について
CNS2は主に2人部屋と3人部屋のみとなっています。
学校は1棟のビルの中に教室と宿泊施設が集中しています。
学校スタッフさんの言葉を借りるなら、「ハッキリ言って施設はそこまで新しくも綺麗でもありません。ジムは写真を撮られるのもはばかられます(笑)」とのこと。正直ですね(笑)
生徒さんも話していましたが、「施設を期待してCNS2へ留学するのはちょっと違います。アクセスはいいけど」とのこと。
ですが勉強に集中したい方にはおススメです。
まとめ
正直、ここまでIELTSに特化した学校があるということにとても驚きました。
3か月以上の留学期間を予定してIELTSのスコアアップを目指す人であれば確実に結果を出すことが出来るでしょう。日本人が少なく、勉強に集中したい人にはかなりおススメです。
夢や目標を持った人たちが沢山集まるため、皆で一緒に頑張れる雰囲気のある学校です!