こんにちは!セブ留学アカデミーのハヤカワです。
フィリピンにも少しずつ日本人向けのお店や、オシャレなお店が増えてきた今日この頃。
それでも留学生の皆さんは限られた予算内で日々の生活をやりくりしていることでしょう。
そんな時に活用したいのはやはり価格の安いファストフード。
フィリピン人は脂っこいものや塩っぱいもの、いわゆるジャンクフードが大好き。
フィリピンのファストフードと言えば
フィリピン人なら誰もが知る、いや誰もが愛する国民的ファストフードといえばジョリビー。
そこそこのショッピングモールならまず間違いなく入ってるこちらの赤い看板が目印のお店。
マスコットはjolleyなbee(ゴキゲンな蜂)。憎たらしい顔。
おそらくフィリピン人に「この1か月でジョリビーに行きましたか?」と聞いたら半数以上の人が「Yes」と答えるでしょう。
中には「昨日行ったわよ」と答える人もいるでしょう。
ジョリビーを食べながら「Yes」と答える人もいるでしょう!!
マクドナルドは?
え?マクドナルドはないのかって?もちろんありますよ!
しかしここで衝撃の事実があるのです。
何とここフィリピンは世界で唯一、マクドナルドが国内NO.1シェアをとれていない国なのです。
もちろんシェア1位はジョリビー!
最近ではマクドナルドも検討しており、街中いたるところでジョリビーとマクドナルドが近所で顧客の争奪戦を繰り広げています。
ハヤカワは考えました。果たしてジョリビーとマクドナルド、どちらが上なのか?
検証してみることにしました。
フィリピンNO.1ファストフードはどっちだ!?ジョリビーVSマック!
フィリピンの威信を懸けたジョリビーか?
メイドインUSAのグローバルファストフードチェーン、マクドナルドか?
フィリピンVSアメリカ!!
これはまさに先のマニー・パッキャオ対フロイド・メイウェザー・JRの戦いの第二ラウンド!!
戦いの舞台はセブシティが世界に誇る経済特区、ITパーク。
まさに今回の世界戦に相応しい舞台と言えるでしょう。それぞれのお店をこよなく愛する2人の英雄がそれぞれお気に入りのメニューをオーダー。
まずはマクドナルド代表、セブにいったる男(お)a.k.aてつろう。
ITパークより徒歩2分の場所でシェアハウスcaravanを運営する26歳。
好きなアーティストはaiko。
続いてジョリビー代表、セブ留学アカデミー経営、ハヤカワ。
ジョリビーが日本でFC展開するならまず地元・岐阜にお店を作りたい28歳。
好きなアーティストは松山千春。
マックでオーダー!!
勝負は味だけじゃないです。やっぱりサービスの質が求められますよ飲食店わ。
まずはてつろうがマクドナルドへ。
ダブルデラックスバーガーのSサイズを注文141ペソ。
日本円にして400円くらいでしょうか。まあまあですね。
アクシデント発生!
テイクアウトで頼んだはずの商品をスタッフがトレーにのせてしまうという凡ミス。
いや~スタッフの教育制度が充実しているはずのマクドナルドなのにフィリピンに来るとここまで質が低下してしまうのでしょうかねえ。
くわばらくわばら。
ジョリビーでオーダー!!
続いてハヤカワがジョリビーへ。今回は大好物のベーコンマッシュルームバーガーを注文。
価格は125ペソ。
マクドナルドよりも50円弱安いといったところですね。
さてとドリンクはコーラを…、と、ここでまたもやアクシデント発生!
ジョリビー。お前もか。
「ソーリー、今日はソフトドリンクないのよ」
「え?」
「ソーリー、今日はソフトドリンクないのよ」
「え??」
「パイナップルジュースならあるけど。」
「…じゃあそれで」
というわけでまさかのソフトドリンク提供不可という凡ミス。しかもお値段はSONOMAMA!
さすがフィリピン!
日本とは全く違う部分でありえないミスが続きます。
実食!!
さて、いざ実食といきたいところですが今回の試合をより公平にジャッジすべく、勝負のお店は中立地ケンタッキーとさせていただきました。
お詫びにケンタッキーのcrusher(クラッシャー)という名のマンゴーシェイクを注文。
さて、両者同時に実食。
こうしてみるとハンバーガーにもポテトにも若干の違いが見られます。
ポテトはマクドナルドが日本のポテトに近い感じですが、ジョリビーは少しジョリジョリした感じです。
続いてハンバーガーは、どちらもなんだか少し薄っぺらい印象。
例えばダブルデラックスバーガーはハンバーグが2つ入っていますがこの薄さ。うーん。日本とはかなり違う。
ジョリビーも負けないくらい薄っぺらい。
これでは甲乙つけられない。困りましたね。ここまで薄っぺらい勝負になるなんて…
第三の刺客
と、ここで急遽てつろうの友人が合流するとのこと。
近くの語学学校で日本人スタッフを務めている男、おこのぎ氏。
「どーもどーも、あ、僕も注文してきていいですか?」
慣れた動きでカウンターで注文するおこのぎ。理由を尋ねると、
「いや~、僕いつもここのケンタッキー来てるんですよね。」
(やはりこの男、慣れている。しかも注文しに行ってすぐにハンバーガーを持って帰ってきた。明らかにジョリビーやマクドナルドに比べて提供時間が早い…。)
「いただきまーす。」
「ちょ、ちょっと待って、おこのぎ君。それ何ていうメニュー?」(おいしそう…。)
「あ、ジュニアジンジャーです。僕これいつも頼んでます。」
「へ~、いくら?」(つっても日本でも大体ケンタって高いからな。)
「80ペソ(約220円)です」
「ふ、ふ~ん。」(マジ?超安くね?)
「ちょっと食べます?」
「おいおい、いくらなんでもこの世紀の一戦、部外者に水を差されては困るんだよ。ジョリビーとマック、最強を決める戦いにキミみたいなケンタッキーが、パクッ、あ、うま~い♡」
(ヤベ、声でた!)
何と!ジョリビーやマクドナルドより安いセット価格で80ペソ!しかもポテトが太い!
ドリンクがデカい!ついでにハヤカワがオマケで頼んでおいたcrusher、超ウマい!!
判定
というわけで今回の勝者は…
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ケンタッキー!!
まさかでした。今回の戦いは間違いなくジョリビーとマクドナルドの天王山対決だと思っていましたが、ダークホースに勝負を持っていかれました。
さて、これからフィリピン留学をされる皆さん、もしもお金がなくておなかがすいた時は、迷わずケンタッキーへ走りましょう~。
おしまい。