セブ留学アカデミーへ学校選びの相談に来るお客様のうち、半数以上の方が「日本人の少ない多国籍な学校にして下さい!」と言います。
その理由を尋ねると、「日本人ばかりだとつい日本語ばかり話しそうで。外国人が多ければ英語を話す時間が増えて英語が伸びそうです!そう思いませんか?」
これについての私の意見は、「半分正解。半分不正解です」
今回はその理由について解説したいと思います。
多国籍=英語が伸びるという誤解
皆さんが英語の超初心者であれば別ですが、大抵の場合は韓国人も台湾人も、ベトナム人やタイ人であっても私達と同じくらいの英語力です。
私自身も日本人比率3割程度の学校に留学した経験がありますが、正直言って他の国の留学生から英語を学んだことはほとんどありません。
しかも授業で学んだ英語を彼らとのコミュニケーションの中で実践しようとしても、ほとんど通じません。
彼らがその単語や言い回しを知らないからです。
最終的にどうなるかと言うと、彼らのために「なるべく簡単な英語を使う」ようになるのです。
ですから英語を使っているとはいえ、上達するかといえばそうでもありませんでした。
日本語で話をすると英語が伸びない、という誤解
「日本人ばかりだと日本語を話してしまうので、英語が伸びないのでは?」ということもよく聞かれます。
しかし実際はそうでもありません。
なぜなら毎日の授業はフィリピン人講師と英語のみを使って8時間近く行い、自習も入れれば10時間は勉強しています。その間の時間に日本語を話したとしても、覚えた英語が抜けてしまうような「やわ」な勉強はしていないのです。
大体そんなこと言ったら日本に帰った時に英語を忘れてしまいますよ!
多国籍な学校のメリットは「外国人の友人が出来ること」
多国籍の学校に通うメリットは「外国人の友達が出来ること」。これに尽きます。私は韓国系の語学学校でしたが全く後悔もなく、満足出来る留学を経験出来ました。
韓国人の友人達とは今でも連絡を取り合いますし、当時の友達の多くは現在オーストラリアやカナダ、イギリスにいます。
「いつかみんなで集まりたいね」と話したりしながらその時が来るのを楽しみにしています。
これこそが多国籍な語学学校に滞在した最大の醍醐味だと思います。
日本人しかいない学校のメリット
そしてなんと言っても日本人経営の学校には日本人スタッフが多数在籍しているため、生活面で困ったことがあれば何でも相談できます。
週末に友達と遊びに行くときでも、アドバイスをくれたりアクティビティツアーの手配をしてくれる親切な学校もあります。
まとめ
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