セブにある観光名所といえばマゼランクロスとサントニーニョ教会ですね。見どころやアクティビティは沢山ありますが、歴史や文化を感じられる場所といえばここが一番です。
というわけで今回はこの2つの場所に行ってきました。
週末になると多くのフィリピン人が訪れる場所ですので、タクシーで行く場合は「マゼランクロス」と言えば問題ありません。
※港に近く、ダウンタウンにも近い場所なので夜間に1人で歩いていくことはやめましょう。
上の写真の右側に写っている建物がサントニーニョ教会で、左に写っている八角堂がマゼランクロスです。
マゼランクロス
マゼランクロスとは?
キリスト教布教のためにセブ島に訪れた冒険家マゼランが、フィリピンで最初にキリスト教徒となったフマボン王と王女ファナ、そして400人の臣下が洗礼を受けた地に建てたと言われる木製の十字架、『マゼラン・クロス』。万病に効くと信じ、十字架を削り取って持ち帰る人が絶えなかったため、全壊を防ぐために 1984年に八角堂が造られ、十字架の外側も複製になりました。訪れた人々は赤い蝋燭を買ってここに灯し、願い事をします。(フィリピン政府観光省HPより)
中学校の歴史の授業で習った「史上初めて世界一周を果たした男」マゼラン!彼はセブ島に上陸してカトリックを布教させました。その後マクタン島に渡り、マクタンの酋長ラプラプ王によって殺されます。
実はマゼランの船のクルーたちは世界一周を果たしましたが、マゼラン自身はこの地で道半ばに倒れてしまうわけですね。
それでも彼をキッカケに現在もフィリピン人の大半がカトリック教徒なのはスゴいことです。
サントニーニョ教会
続いてはマゼランクロスの隣にあるサントニーニョ教会へ。
セブの人なら皆知っている場所。留学生も旅行者も1度訪れることをおススメします。
サントニーニョ教会とは?
1565年に建設されたフィリピン最古のカトリック寺院。かつてマゼランからセブのファナ女王に対して贈られた教会の守護聖人サント・ニーニョ像(幼いイエス・キリスト像)が祀られています。現在の建物は1740年に再建。
毎年1月第3日曜にセブで行われるお祭り、シヌログはこのサントニーニョを祝う行事とされています。
サントニーニョ教会の内部
中に入った感想。正直ここまで立派な教会だったとは意外でした。
セブ島で最も価値のある建物と言われている所以ですね。建物から祭壇から椅子から全てがしっかり作られており、「フィリピンもなかなかやるな」と感じてしまったのはここだけの話(笑)
まとめ
というわけでフィリピンとカトリックの歴史、そしてセブの人々について理解する上でこの場所は欠かせません。
個人的には海外旅行に行ってその土地々々の教会を訪れるのが好きなので、そんな楽しみ方も良いかもしれませんね。
週末は混みますが現地のリアルな雰囲気を見たければ日曜日に行くことをおススメします!